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祖母に大学の進学費用で100万円借りたNY(22歳男性)

祖母に大学の進学費用で100万円借りたNY(22歳男性)です。勉強に集中することができたから借りて良かったです。現在、返済中です。


幸い二年目からは奨学金を受けることもできました

私は二十歳のとき、二年の浪人を経て無事東京の私立大学に合格しました。その年がダメなら諦めて就職しようと思っていた矢先、自分でも身分不相応と思うような名門大学への入学に喜びました。
けれど、持ちあがってきたのがお金の問題。なんと両親は二度の失敗からどうせ今年もダメに違いないと考え、受験させてくれたものの、学費の用意をしていなかったのです! 奨学金の申請も間に合いそうにない……。
そのことで大ゲンカしました、がケンカをしてもお金が降ってくるわけではない……。
なにしろもともと実家に余裕があるわけでもなく、また二年間に渡る予備校の費用や二年分の受験料で家計は火の車。
私も二年間好きにさせてもらっていたわけで、仕方ないと諦めました。
けれどここで大学進学を断念してはどうにもならない!と悩み、仕方なく親戚知人に借りられないか訊ねて回ることに。けれど、なかなか一週間かそこら以内に数十万も貸せる余裕のある人はいない。
結局悩みあぐねいたあげく、祖父の遺族年金で一人暮らししている祖母の家を訪ね、思い切り頭を下げました。
すると祖母はなにも言わず、家の奥から通帳を持ってきて、私に手渡しました。見てみると、約百万ほどの貯金が!
「おばあちゃん、入学金と前期の学費だけで十分だよ」と言うと、祖母は重く首を振りました。
「東京に出ると大変なことが多いんだから黙って持っていきなさい。そのぶん勉強をがんばりなさい――」
結果、私はそのまま祖母の好意を受け、通帳を持って進学しました。幸い二年目からは奨学金を受けることもできました。

誠心誠意、気持ちを込めて返済

私の場合、一番つらいとき、黙ってお金を出してくれた祖母に足を向けては寝られません。また、先立つものの準備だけは怠ってはならないという良い教訓にもなりました……。
普段は考えているようで意外と考えられていないお金の問題。なにかをする前にまず立ち止まって、自分の貯金を確認しつつ、よく考えてみることが大事だと思います。
私は幸いなことに身内から借りられ、ゆっくりと返済期間を待ってもらうことができましたが、そうもいかない場合も世の中には多々あると思います。だからこそ借りるときは冷静に、ちゃんと返せるかどうかよく見極め、また貸してくれる相手ともよく話し合い、その上で納得づくの上で借りるというプロセスを怠ってはならないと思います。
また、自分がピンチのときに助けてもらったという意識を忘れず、感謝の気持ちを持ってそのお金を用い、返済時期になったら誠心誠意の気持ちを込めて返済していくことが人として大切なことのように思います。


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